合唱コンクール

  当日になった。

でも私は最優秀賞が取れるか心配だった。


なぜなら・・・・

木曜日の(その前の)

延長部活で・・・


(^○_○^)!
お前ってやつは・・・



(^○_○^)とソロコンの曲合わせてたら、いきなり

青い鳥の伴奏弾き始めて、
しかも上手いし・・・・(一緒になってメロディー吹いてしまったorz)






聞きながら読んでね☆
私のクラスは不安要素を抱えていた・・・

1、歌いすぎて喉が痛い人続出(特に声をたくさんん出していた人ほど)

2、しかも声が出なくなった人も(主要メンバー数名)

3、ピーク(一番うまかった時期)が日曜日



・・・はい。考えればわかると思いますが、1の発生により2が勃発し、
   3という結果が生まれました。




はい、本編。長文覚悟
様々な不安要素を抱えたまま、合唱コンクール当日を迎えた。

うちのクラスは精一杯朝から歌った

私は発声を工夫していたためのどは痛めなかったが、めっちゃイガ02した(不調)




午前中の発表はすばらしく、Mr.ブルーが特に良かった(伴奏はドンマイw)




そして、昼練習・・・どんな日常にも奇跡は起こる。

みんなでピークが日曜日になってるという危機感をかんじつつ、

それを打破しようとしていたときだ、そのとき、

教室の扉が静かに開いた。





そこには、中間教室に通っていた、
この教室に居ることのないクラスメートが立っていた。

彼は歌を聴いて、何も言わずに立っていた。

本番・・・入場まで時間がない。

2組は気合を入れるため、円陣を組もうとした。

そのクラスメートも一緒に気合を入れてほしかった・・・が、

彼はなか02動こうとしない。

みんなで下手に呼びに行っても怖がらせてしまう・・・

結局、その子も一緒に気合を入れるため、輪を作り直して気合を入れた。

「がんばるぞ!」
「おーーーっ!」




1組の人がビビッテルのが見えた(急に大声出すなよ!的な?)

すでに半泣きの(マジ泣きも)クラスメートと会場に(体育館に)入場した。





そこで見たものは、1組女子が全員ツイン(一人キノコ)、

そしてあのNさんの姿(相談学級or4学年生)

ヤバインジャネ?

でも他のクラスメートが最優秀賞を獲れると確信しているのに水はさせない・・・

みんなを元気づけるように流れてくる伝言・・・

「手をつなごう」
「がんばろう」
「返事をそろえて」
etc・・・

最優秀賞に向けてクラスは確かに団結していた。

でも、私は1組の演奏を聴いたときから諦めがあったと思う。

正直、去年みたいに2クラスが賞を獲らないかとばかり考えていた。

それくらいすごかった。




「伴奏はね、人偏に半分とかいて、は演奏の奏。
つまり、伴奏は脇役じゃないの。演奏者の半分の重要な役割なの。」

二ツ木前副顧問が言っていた言葉を思い出した。

1組には合唱部が多く、普通のクラスメートとの声に差があるが、ハーモニーの揃った合唱部は、まとめられれば最強の武器になる。

伴奏が雰囲気を作れば上手い演奏になる。そして・・・

鳥のような指揮(合唱曲は青い鳥)・・・全体をきっちりとまとめていた。

2組の番が来てもあの歌は耳から離れなかった。




・・・いよいよ2組の番、

「一人でも私は生きられるけど・・・・・・・

 どうぞお聴きください。」

アナウンスが流れる。私や学級長や手ぶら支会長で頭を抱えて考えた文だ。

緊張したクラスメートに指揮者が指揮台にすぐには立たず見せた文字

「自信もって歌えーーーーー!」


実行委員会のMさんの書いた文字、しっかりと、痛いくらい気持ちが伝わった。

ここまでくるのに長かった。1組なんかに負けないくらい、歌えばいいじゃないか!

まじめにやらない男子は一人でも歌えるくらいに成長し、声の薄かった女子も今では真剣な顔で響きのある歌を歌えるようになったじゃないか・・・

曲が始まった。私は5組のように遠くで響くハーモニーを目指し、

2組全員で精一杯気持ちを人に伝えた。


「生まれてくれて、welcome」


おわった。 






結果が出るまで、どんなに長く感じただろう。







長いときが過ぎた




「結果発表」




生徒会長が賞状を読み上げていく

しっかり、はっきりと・・・

3年2組、金賞、ゴールド

(歓声)


(せーの)「指揮者、ありがトー!」

心から。どんなにバラ02なクラスも纏め上げ、体当たりでぶつかってきた

彼の存在は大きかった。





最優秀賞の発表です。

3年1組








どんなに最優秀賞が獲りたいと願ったか・・・でも頭ではわかっていた結果が出た。最後の最後でクラスを信じられなかった。







でも、2組は泣かなかった。

隣のクラスから聞こえてくる歓声も聞き流した。

「このクラスが1つにまとまれたし、結果はどうであれ、良かった。」

みんなそう言った。

でも、本当は

獲りたかったんじゃないのかな?







Fin.
BGM:なんか泣ける